
ランディングページ作成の相場はいくら?LP制作のメリットも紹介

ランディングページ(LP)を作りたいと思っても、費用の相場が分からないと適切な判断ができないですよね。
また業者へ見積もり依頼を投げたみたら、倍近くの金額の差があるなんてことも…
そして、願わくばコストを抑えて質の高いランディングページを作成したいと99%の担当者が思っているでしょう。
今回はランディングページ制作の相場と発注費用を抑える方法をご紹介していきます。
LP(ランディングページ)の料金・相場の概要
ランディングページといっても、作成する目的や外注する相手によって、値段は大幅に異なってきます。
まずは視覚的にわかるように、料金早見表をまとめてみました。
制作費用 | LPの特徴 | 発注先 | どんな人に向いているか |
---|---|---|---|
〜10万円 | とにかく格安なLPが欲しい | ・フリーランス | ・作成費用を抑えたい人 ・原稿や設計を用意できる人 |
10〜30万円 | オリジナルデザインのLP | ・フリーランス ・中小制作会社 | ・デザインにこだわりたい人 ・原稿や設計を用意できる人 |
30〜60万円 | 戦略構成こだわったLP | ・中小制作会社 | ・原稿や設計を依頼したい人 ・LP公開後も修正したい人 |
60万円〜 | プロのノウハウが詰まったLP | ・中小制作会社 ・大手制作会社 | ・コンサルまで依頼したい人 ・0からLPを丸投げしたい人 |
ご覧のとおり、ランディングページ制作の費用はピンキリです。
とはいえ、企画や設計も外注するパターンが多いため、一般的なLP作成の相場は30〜60万円といえます。
LP制作費:10万円以下の相場
とにかく費用を抑えたい人はフリーランスや個人の制作会社へ依頼するのがベストです。
ただし戦略設計や原稿作成は依頼する側がやる必要があります。
そのため外注といっても、社内にセールスライターやデザインに詳しい人材がいないと、コンバージョン(成約)には結びつきにくいのが実情でしょう。
LP制作費:10〜30万円の相場
オリジナル性の高いデザインを求める場合は、より高度なスキルを持つフリーランスもしくは中小規模の制作に発注しましょう。
しかし10万円以下と同じように企画立案は依頼側が用意するケースがほとんど。
また10〜30万円の価格帯は、LP公開後のサポートがない場合が多いです。
そのため公開後の改善や運用できる従業員がいる企業にとっては、むしろお得な金額といえるかもしれません。
LP制作費:30〜60万円の相場
ランディングページの工程をすべてをお願いしたい場合は、中小規模の制作会社へ依頼します。
30〜60万円ほどの予算を掛ければ、競合調査やキャッチコピーの作成まで外注すること可能。
ただしLP公開後の修正も対応してくれる制作会社ありますが、オプションとして別途費用がかかるケースもあります。
「せっかくお金をかけて発注したのに…」と後悔しないためにも、見積もりや打ち合わせのときに確認しておきましょう。
LP制作費:60万円以上の相場
LP作成に加えて、さらに本格的なWebマーケティング全体の支援を依頼したい場合は、中小〜大手規模の制作会社を選ぶのがおすすめ。
制作費用というより”コンサルティング費用”の占める割合が多くなりますが、豊富なノウハウで自社の商品・サービスのコンバージョン(成約)率も高められるはずです。
またLP公開後の運用や改善まで丸投げできるため、自社での工数がほぼかからないのもメリットでしょう。
ランディングページを作成するメリット
ここまで話を聞いて「想像よりもお金と労力がかかるな…」と感じた人も少なくないはず。
すでにホームページは持っているから新しくLPはいらないと判断する担当者の方もいるかもしれません。
しかし、商品やサービスを販売していく上でランディングページは欠かせない要素の一つです。
ランディングページを作った方がいいメリットを解説していきます。
離脱が少なくなる
ホームページと比べると、ランディングページは離脱率が低い傾向があります。
理由はシンプルで、クリックしなければならない工数が数に違いがあるから。
一般的にホームページでは、メニューやバナーボタンを設置して、訪問者が知りたい情報にたどり着く仕組みになっています。
しかしリンクを踏んでページをまたぐほど離脱してしまう人が多くなり、注文ページやお問い合わせページまで来てくれる訪問者は一握り。
離脱率が低いランディングページを用意しておくことで、売上UPを期待できます。
1ページで情報を網羅できる
基本的にランディングページは、1ページにすべての情報が詰まっています。
そのためサイトに訪問したお客様に対して、自社の商品やサービスの魅力を100%伝えられやすいです。
通常ホームページはサイトの回遊率を上げる目的もあって、お客様が知りたいであろう情報をあえて散りばめています。
ただし逆に考えると、一目で情報が網羅されていないとコンバージョンにつながらないことも…
1ページにまとまっているLPを設置することは、お客様にとってもメリットがあります。
理想の順番で情報を伝えられる
お客様が商品を購入するまでには、「AIDMA(アイドマ)」や「AISAS(サイサス)」といったロールモデルがあります。
たとえばAIDMAは、下記のような行動プロセスです。
- Attention:認知・注意
- Interest:興味・関心
- Desire:欲求
- Memory:記憶
- Action:行動
ランディングページは縦から順番に読んでいくものなので、上記のようなモデルに沿って作成することができます。
適切なステップでユーザーが流れていくと、成約率もグッと高まっていくはずです。
まとめ
ランディングページを作成することで、売上UPに直結させることが可能です。
求める質やかけられる予算のバランスをとって、外部へ発注してみてください。
- できるだけ費用をかけたくない→フリーランスへ10万円以下で発注
- 多少はデザインにこだわりたい→中小制作会社へ10〜60万円で発注
- 作成〜公開後まで全て任せたい→大手制作会社へ60万円以上で発注
極端にいってしまうと、ランディングページ制作費用の内訳が人件費が大多数です。
そのため上記のように、「フリーランス<中小制作会社<大手制作会社」の順番で費用が高くなっていくことを頭に入れておきましょう。
LPを作ったらリスティング広告をかけて、売上を最大化させるのがおすすめです。
リスティング広告の外注費用は別の記事でまとめているので、ぜひご覧ください。

「WebRu」ならランディングページ制作を内製化

「LP作成に費用はかけられない…かといって、自社で原稿や導線を考えられる人材もいない…」と八方塞がりに感じてしまった人も多いのではないでしょうか。
そんなあなたのお悩みを解決すべく、リスキリングカリキュラム「WebRu」を作りました。
「WebRu」を導入することで、未経験から一人前のラインディングページ制作担当者を育成できます。
LP制作の基礎・応用はもちろん、ライティング、SEO、マーケティング、Webデザイン、Web広告、商業デザイン、デザインツールの使用法、AI活用…
などなど、DX化が進む現代になくてはならないWeb担当者としての応用スキルを中心にカリキュラムを構成しています。
気になる方は下記のリンクから無料で資料をダウンロードしてみてください。
リスキリングで社員を育成すると費用が抑えられる
ランディングページ制作を業者へ発注しても、結局は自社で原稿を考えたりLP公開後も修正したりする工数が発生します。
もしコンサルティングまで依頼するとなると、売上UP以上にコストがかさむ…なんてこともあるでしょう。
しかし「WebRu」で今いる社員にリスキリングをさせて、Web担当者として内製化すれば、制作費や維持費ともに0円に!
リスキリングについて不明な点があれば、ぜひお気軽にお問い合わせください。